高低差のある敷地の特性を活かし、動線を考慮したアプローチをデザインしました。
階段だけでなく、日常の利便性を高めるためにスロープも併設し、どなたでも快適に出入りできる設計になっています。
アプローチには、シンプルなコンクリートベースを基調としながら、フロートステップのコンクリート平板を採用。飾らない質感と周囲の植栽が、シンプルながらも心地よい変化を生み出しています。
さらに、夜間の安全性とデザイン性を兼ね備えた照明計画も導入。足元をやさしく照らす光が、夜の景観を一層引き立てます。
スロープの先には宅配ボックスを設置し、将来的にサイクルスペースとしても活用できる、多目的な空間を確保しました。